梼原町には愛媛・高知両県の7町村にまたがる広大なカルスト高原があります。日本の三大カルストといわれるこの緑の高原「四国カルスト」は、日本最後の清流四万十川の源流域に位置しており、昭和36年には県立自然公園に指定されています。春から秋にかけては土佐褐毛牛が放牧されるなど県内有数の観光地であるとともに、自然が非常に豊かな町です。また風況が良く、風力発電所の建設には最良の地で「雲の上の町」とも呼ばれております。そして梼原町には昔ながらの文化や伝承が残っており、津野山神楽(国重要無形民俗文化財)などがその代表です。
現在は、全てのことに関して「環境」がキーワードとなっております。梼原町は以前から循環と共生という言葉をテーマに、環境と健康、教育が循環できる町づくりに取り組んでおり、現在全ての学校には太陽光発電を設置して資源の節約に努めると同時に、子供から大人まで環境に対する意識の向上を目指しております。もちろん梼原町役場の電気には太陽光発電による電力も使用しており、建物のほとんどの材料が梼原町の木材を使用して作られ、無駄な資源は一切使わないように取り組んでおります。
また、四万十川上流域と下流域との連携ということで、毎年みどりの日には地元住民や都市住民が集まり世代を超え一緒に山の整備を行うなど、若い世代の交流と環境問題に対しての意識向上を目的に様々な活動に取り組んでおります。
雲の上の町梼原町は雄大な四国カルストに抱かれた自然豊かな山間の小さな町です。また、樹齢数百年の木々が立ち並ぶ国有林が存在し、そこから湧き出た清水は、カルスト高原からの清水とともに梼原川に集まり、やがてその姿を四万十川へと変えていくため大変豊かな水産資源の宝庫でもあり自然が手つかずのまま残っている昔ながらの町です。是非一度梼原町にお越しいただき自然に触れてみてください。

- かみこや
オランダで和紙に出会い衝撃を受け1980年に来日。和紙づくりを勉強しながら全国を回り、高知県いの町で修行を積む。現在は梼原町で奥様の千賀子さんと「Washi Studioかみこや」を開き平成19年11月30日には県から外国人初の「土佐の匠」に認定された。


梼原町は、昔から木材が豊富で、以前は芹川松と呼ばれる松で全国的にも有名な町でした。現在は杉、檜の人工林を主体に成熟しつつあることから、様々な補助 事業を導入し、間伐の促進、林内路網の整備、高性能林業機械や加工流通施設の整備充実に努めてきました。また、森林、林業に対する要請は生産財だけでなく、水資源の涵養(かんよう)など森林の有する公益的な機能を維持拡大するため広葉樹林化や複層林化にも努めています。農作物は米なす、小なす、ししとう、ミョウガ、椎茸などが地場産品として有名です。
現在、ナスの全農家は、環境管理の国際標準規格である「ISO14001」による、栽培に取り組み、より安全な商品の提供に努めています。川の幸に関しては日本最後の清流四万十川の源流域であるため従来からイダ(ウグイ)、ハヤ、アメゴ、コイ、マス等は、自然に生息しておりますが、環境問題の為か魚も少なくなってきております。

地場産品は農協への系統出荷だけでなく、道の駅に市場を設けるなど様々な方法で販売を行っております。また、生産物を学校・福祉施設・地元のレストランなどで利用するなど地産地消の徹底を図っております。


















